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特別公開：戦略設定の４段階

戦略設定の４段階（テキスト）

戦略設定を行うには4つの段階があります。

この段階をみなさんは何度も踏んでいくことになります。
戦略設定の第1段階は 今自分がどういう位置にいるかを自問することです。現状分析です。

・現在の位置にどのようにして到達したのか？
・自分の長所は？
・弱点は？
・市場における自社の位置づけは？
・自社の物的資源・人的資源は十分か？

・今日相手は将来の見込みはあるか？

このような現状分析がすべての戦略の出発点となります。

戦略設定の第2段階は過去への振り返りです。自社の過去・歴史を振り返ってみることです。

・現在の位置に至るまでどのような経過をたどってきたのか？
・過去にどのような段階を経てきたのか？
・何によって現在の位置にいると思うか？

この分析が第2段階です。

戦略設定の第3段階は、自分が理想とする将来を確定することです。

・1年後 5年後10年後はどうか？

・あなた個人の目指す地点はどこですか？

・会社の目指す地点はどこですか？

現在と将来の理想を明確にしてその到達手段を把握する ことが大切です。

戦略設定の第4段階は、ノウハウです。

・到達したいと思っている地点に誰とどのよう にしていくのか？

これが戦略の真髄です。
ビンスランバーディーがフットボールチームのグリーンベイパッカーズの監督に就任したとき、ゲームで勝つには基本が大切であると話しています。

企業の戦略立案にも基本が大切です。 そのためには的を得た質問で自問してください。
戦略家になる鍵は答えを求めることではなく繰り返し繰り返し自問を続けることなのです。 

演習｜ワーク

動画を視聴後、以下の問いに答えてみてください。

自社が戦略設定を行う時は、常に次の質問について順番に考えてください。

質問１. 自社が競合他社や市場においてどのような位置を占めているか？　可能な限りあらゆる角度から考察してください。

質問２. 自社はどのような経過で今日に至ったのか、その要素を多面的に検証してください。

質問３. 自社を中・長期的に考えた場合、具体的にどのようなポジションを理想としますか？

質問４. 自社の戦略目標を達成するために必要な知識・ノウハウ・人的資源はどのようなものですか？

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